スタートレックの感想(快傑まふっと) 【STな お便り】

心の中に蓄積してきたSTへの想い


丹羽正之様、初めまして。しがないSTファンの『快傑まふっと』と申します。

私がスタートレックを見るようになって、はや十数年・・・当然ながら様々な感想や想いが心の中に蓄積してきました。
ENTが終了して、一区切り付いてしまった今、何だかそれらを誰かに聞いてもらいたくなって、失礼ながらこのメールを書いてみようと思った次第です。

本当はもっと早く書く予定だったのですが、10月1日~10日の間まで胆石で入院してしまい、色々とドタバタしていたら、今になってしまいました・・・。



さて、まずはENTについてですが、私の独断と偏見に基づいて100点満点で採点するなら・・・ズバリ68.75点!
やけに細かい数字になってしまいましたが、その内訳はこうです。

第1シーズン・・・70点
第2シーズン・・・70点
第3シーズン・・・40点
第4シーズン・・・95点

これらを平均すると、68.75点になるわけですが、やはり第4シーズンの面白さは際立っていると言わざるを得ませんね。
最終回も「こ、こう来たかーっ!」と、全く予想していなかった展開に驚きを禁じえませんでした。

その反面、第3シーズンがやはり問題となるのですが、ここでよく聞くのが「ズィンディさえ出てこなければ・・・」という意見ですが、私はズィンディが出てくること自体は構わないと思います。
ただ、ズィンディで1シーズン丸々使ってしまったというのは疑問の残る展開ですね。

要するに、もっと短くまとめられたのでは?と言いたいのです。
もし私が過去に戻って脚本に口出しできるとするならば、ズィンディとの決着は大体7話分くらいで終結させて、そこから第4シーズンのような展開に持って行ければ・・・少なくても打ち切りにはならなかったのでは?という妄想を、つい考えてしまいますね(笑)。



それにしても、もしENTが打ち切りにならなかったら、第5シーズン以降はどんな展開になっていたのでしょうか?
STの年表を見てみたら、ちょうどロミュラン戦争と重なる時期のようで・・・見たかったなあ、ロミュラン戦争編。
最初に『ENTが打ち切り』という情報を聞いた時は、「誰かがタイムラインに手を加えたに違いない!今、私がいるこの歴史は正しい歴史ではないんだ!」と思ったりもしました(笑)。
今でも、「もしかしたらENTの打ち切りは、人類の精神的進化を阻もうとする異星人の陰謀に違いない!」という考えが頭をよぎったりもします(笑)。

TNGの『無限のパラレル・ワールド』で語られていたように、もしも平行世界が無数に存在するなら、ENTが打ち切りにならずに今でも絶賛放映中な世界が必ずどこかにあるはずです。
ENTに限らず、あらゆるST作品があらゆる国々でゴールデンタイムに放映されているような世界も、多分どこかに・・・。
ああ、そういう世界へ行ってみたい(笑)。



続いては、私がスタートレックを見るようになったきっかけですが、あれは私がまだ高校生の時でした。
当時、関西テレビの深夜枠でTNGを放映していたのですが、それをある日偶然見たというのが最初です。
確か第4シーズンの途中だったと思います。

最初に見た感想は「SFなのに、なんか難しそうな話だなー」というのが、正直なところでした。
まあ、まだまだ高校生のひよっ子だったので、いきなりSTの理念を理解しろと言われても無理だったでしょうけど。
それでも、それから毎週欠かさず見るようになったので、何か心惹かれるものがあったのでしょう。

そしてハマったきっかけになったのは『恐怖の宇宙時間連続体』。
私がSTを語る上で決して外せない、思い出深いエピソードです。
他にもいくつか挙げるなら、『超時空惑星カターン』、『父と子』、『超進化惑星の煌き』でしょうか。
こう、悠久の時の流れの果てに・・・という感じの作品に私は弱くて、何回見ても泣けますね。
SFものでマジで泣ける作品があるのは、STぐらいじゃないでしょうか?



ところで、STシリーズの中で私が一番好きなのはVGRですね。
その理由の一つとしては、「初めて第一話から最終回まで通して見続けることができた」からです。
TNGは途中から見始めて、DS9は第5シーズンで放映が一時中断しましたし、ENTは打ち切りで真に完結したとは思っていませんので。
それに、故郷へと帰還しようとする旅路を描くという、何だか日本人向けと言ってもいいストーリーも好きです。(それが当初、アメリカでは不評だったのだろうか?)
最終話のラストを締めくくる「・・・故郷へ」の一言は、何回聞いてもいいですね。VGRの最終回は、他のシリーズの最終回と比較しても最高の出来だと思っています。

・・・つい長々と語ってしまいましたね。
語り出したら、しばらくは止まらない(止められない)のも、STの素晴らしさの一つなのかもしれませんね。
現時点でSTのテレビシリーズは眠っている状態にあると言えるでしょう。
しかし、近い将来に必ず再び目覚める時が来ると、私は信じています。
その、次なる目覚めの時まで・・・「今は、おやすみ」。

丹羽正之様、これからも『STファン.com』の運営、頑張ってください。
どうか、お体には気をつけて・・・私のように入院などしてしまわないように、元気にお過ごしくださいませ。
「長寿と繁栄を!」

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

快傑まふっと

ありがとうございます。楽しく読ませていただきました。

たしかに、ENTは、第3シーズンでペースを狂わせてしまったような気がしますね。

ズィンディのキャラクターを、もっと深く描いていけば、スタートレックらしさが出たのではないかと悔やまれます。何となく消化不良の勧善懲悪ドラマみたいになってしまったので残念です。もっと早くから、第4シーズンのような方向性で進んでほしかったですね。

今はスタートレックの充電期間かもしれません。十分に英気を養って、また素晴らしい作品が生まれることを願っています。

丹羽正之


 (Posted 2006/10/19 05:45)

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