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まんが宇宙大作戦DVDの特典(その2) 【ST情報】
TAS-DVDの楽しみ方
【1】最初に、特典映像の関係者インタビュー(字幕)を見よう DVDを購入したら、まず「特典映像」を見る。これは約25分の関係者インタビューだ。 最初に、D・C・フォンタナ(脚本/共同製作)とルー・シャイマー(製作者、フィルメーション社)によって、TASの背景や概要が語られる。 フォンタナは、TASの最重要人物で最大の功労者だろう。彼女なくしてTASは生まれなかった。 ルー・シャイマーは、フィルメーション社の創立者=社長である。(DVDでは詳しく語られていないが)フィルメーション社は、アメリカのテレビアニメ界を代表するアニメ製作会社で、ハンナ・バーバラと並んで良質の番組を数多く製作した。 TASは、フィルメーション社の“リミテッド・アニメーション”と呼ばれる手法で製作された。TASの製作は同社の技術力と(子供向けアニメにとどまらないという)製作範囲の広さを世に知らしめた。ルー・シャイマーはTASでエミー賞を受賞している。
ハル・サザーランドはTASのほとんどのエピソードを監督。デビッド・ジェロルドは2つのエピソードの脚本を書いている。 この特典映像のインタビューで、まずTASの概要を頭に入れておこう。
【2】デビッド・ジェロルド脚本の2本を鑑賞しよう 次に、「謎の新兵器パラライズ光線(More Tribbles, More Troubles)」と「分解宇宙人ベム(Bem)」の2本を鑑賞する。 できれば字幕で見るのが望ましい。吹き替え版は、トリブルを“ピンキー”と呼ぶなど、難解な部分があるからだ。吹き替え版はTASに慣れてから見るのがよいと思う。
セリフが多いということは、アクションや情景のシーンが少ないことを意味する。普通の子供向けアニメでは考えられないことだ。(※ 当時の子供向けアニメでは、“追っかけっこ”などのアクション・シーンを必ず入れるのが通例だった。)
【3】デビッド・ジェロルドのオーディオ・コメンタリーを聞こう 「謎の新兵器パラライズ光線(More Tribbles, More Troubles)」と「分解宇宙人ベム(Bem)」には、ジェロルド自身のオーディオ・コメンタリーが収録されている。 本編を鑑賞したら、すぐにオーディオ・コメンタリー(字幕)を聞こう。 ユーモラスな語り口に、歯に衣を着せぬシャープな批評。いかにもデビッド・ジェロルドらしい内容で、たっぷり楽しめる。これまでに(公式には)明かされなかった情報も出てくるので興味深い。
【4】「宇宙の神ククルカン(How Sharper Than a Serpent's Tooth)」の本編とオーディオ・コメンタリーを鑑賞しよう 「宇宙の神ククルカン(How Sharper Than a Serpent's Tooth)」にも、脚本家(デビッド・ワイズ)のオーディオ・コメンタリーが収録されているので、本編&コメンタリーを視聴しよう。 デビッド・ワイズは、このエピソードの製作過程をこまかく述べている。 スタートレックは、特殊な固有名詞や造語が多いので、発音に苦労する。中には、それを書いた作者にしか読めないような単語も出てくる。そういう意味では、脚本家が収録に立ち会うのがベストだ。(発音を統一するためにも、“別どり”ではなく、全員が集まって朗読するのが望ましい。)
【5】テキスト・コメンタリーを含む3本を鑑賞しよう DVD鑑賞も、いよいよ佳境である。 「タイムトラベルの驚異(Yesteryear)」、「人間動物園(The Eye of the Beholder)」、「逆流する時間(The Counter-Clock Incident)」の3本にはテキスト・コメンタリーが収録されているので、まず本編を鑑賞しよう。 本編を見たら、すぐにテキスト・コメンタリー(字幕)を読もう。これは非常に濃い内容で、資料価値が高い。(テキストは無記名で書かれているが、文体や内容から、マイケル・オクダ氏の記述と思われる。)
プロの仕事では、時間・人・経費を節約することが常に求められる。プロとアマチュアの最も大きな違いは、そこにある。限られた日時・予算内で最高の作品を作るためには、可能な限りの節約をしなければならない。そうしてこそ、必要な部分に、予算を投入できるのである。
【6】名作エピソードを鑑賞しよう 以上が、私のおすすめDVD鑑賞コースだ。あとは自由に、残りのエピソードを楽しんでいただきたい。 おまけとして、(上記のエピソード以外の)私の好きなエピソードを挙げさせていただくと、
(Posted 2006/10/04 21:01) ▼最新の10件 06/28 06/27 06/25 06/25 06/16 05/31 05/31 05/23 04/01 03/16 ■【ST情報】全リストへ ▲STfan.comトップへ |
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