シネフェックス日本版にSTメイキング記事 【ST本】

新作映画「スター・トレック」のメイキング

▼Cinefex No.14 日本版
Cinefex No.14 日本版
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シネフェックス日本版(No.14)が発売されました。

表紙は「ターミネーター4」ですが、映画「スター・トレック」のメイキング記事が掲載されています。

この雑誌は、特撮の映像技術などを専門的に扱っているので、説明なしの専門用語が多く、分かりにくいきらいはありますが、文字資料として貴重だと思いました。

11月に発売されるBD/DVDの特典映像(JJの映画術)を補完する意味があると思います。


本書の48ページにエンタープライズ号のCGモデルについて、次のような文が書かれています。

『照明に対して特定の反応を示す干渉ペイントのスキームで表面のテクスチャを作りました。これは劇場版第1作のミニチュア・モデルにも使われたテクニックでした。』

難解な一文ですが、シネフェックスには、これ以上の説明は書かれていません。

しかし、BDの特典にはこのテーマについての解説映像があります。残念ながらDVDには入っていないので、その説明をここに書かせていただきます。


劇場版第1作のエンタープライズ号のミニチュアは、いわゆる“真珠光沢仕上げ”の塗装がされていました。

これは、塗料の中に微粒子を混ぜることで、光の干渉が生まれ、見る角度によって様々な色に見える塗装です。
まるで真珠の表面のように、ある方向から見ると赤っぽく、また逆から見ると緑っぽく、輝いて見えます。

光の干渉によるので“干渉色”という呼び方もされます。

非常に美しい塗装ですが、その撮影は難しく、映像や写真では“本当の色”が分かりにくいという欠点があります。

今回の映画では、CGの表面テクスチャで干渉色の効果を表現しています。

船体表面のパネルを光がなでていくと、1枚1枚違う色が反射していきます。

つまり、これまではうまく映像化できなかった干渉色が、この映画ではCGの工夫で再現できたというわけです。素晴らしいですね。

これもまた、リアルさにこだわったJJの映画術といえるでしょう。


Cinefex No.14 日本版


 (Posted 2009/10/12 02:38)

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